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お知らせ

第7回東大家族ケアフォーラム「高齢者虐待が起きている家族を理解する ― DVと児童虐待とのつながり ― 」が開催されました。

2020年5月26日

第7回東大家族ケアフォーラム


開場日時:2020年5月18日(月)15:00-17:45
方法:Zoomを用いたウェブセミナー
講演1:「日本の高齢者虐待の特徴と 家族における複合的な問題」
            岸 恵美子先生(東邦大学看護学部教授)
講演2:「家族と施設の中で起きる高齢者虐待とネグレクト」
            Wenche Karin Malmedal先生(Norwegian University of Science and Technology准教授)
座長:上別府 圭子 (東京大学大学院医学系研究科教授)
            キタ 幸子  (東京大学大学院医学系研究科助教)
通訳者:大竹 純子(ブルーチップ・トランスレーション株式会社)

参加人数は83名であった。まず講演1(ビデオレクチャー)では、岸恵美子先生に「日本の高齢者虐待の特徴と家族における複合的な問題」というテーマで、高齢者虐待が起きている家族の背景、特にDVと児童虐待からどのように高齢者虐待に発展するのかといった世代・年月を超えた家族内の暴力の連鎖の現象と、そのような家族に対する具体的なアプローチ方法について、事例を交えてお話しいただいた。 次に講演2では、Wenche Karin Malmedal先生より「家族と施設の中で起きる高齢者虐待とネグレクト」というテーマで、ノルウェーの施設と家族の高齢者虐待の実態や背景にある家族の問題について、ノルウェーで行った研究結果を基に、ご講演いただいた。講演後は、ディスカッションを通して、COVID-19の影響で世界的に家族内の暴力の増加が懸念される中、ハイリスクな家族(力関係が発生している家族や過去に暴力があった家族など)に対して、高齢者虐待の発生・悪化を予防するために、今、どのような支援やシステムが求められるのかについて理解を深めた。