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セミナー
Margaret I. Wallhagen 教授(UCSF)によるGNRC特別セミナーを開催しました。
2018年9月20日
9月6日〜13日、UCSFの教授であられるDr. Margaret I. Wallhagenをお迎えして、GNRCセミナーを開催しました。特別講演が3回、特別講義が7回開かれ、大学院生、学部生、教員、外部からの参加者等、のべ約200名が参加し、活発なディスカッションが行われました。

効果的なプレゼンテーションのセミナーでは、ポスターに関する内容があったり、学生の発表について参加者からもフィードバックをしながら検討したりしました。リーダーシップ論では、5年後の目標を達成するために、具体的に何をいつ誰の助けを借りて行うかを書き出し、ディスカッションする中で、それぞれが、将来の自分をイメージしながら、今何ができるかを考える非常に密度の濃い時間となりました。

台風の影響などで、日程に多少変更がありましたが、予定のすべてのセミナーを終えて、帰国されました。Meg先生に、感謝いたします。

Margaret I. Wallhagen, PhD, GNP-BC, AGSF, FGSA, FAAN Professor, Department of Physiological Nursing Director, UCSF John A. Hartford Center of Gerontological Nursing Excellence Nurse Senior Scholar, San Francisco VA Quality Scholars Fellowship Program University of California, San Francisco
―学外参加者の皆様からのご感想―
国立看護大学校 人間科学 情報学 助教
友滝 愛

今回参加させて頂いた動機は、「国内にいながらにして、海外の先生の授業を受けることができる!」、「これまで独学で学んだトピックについて、ポスドク向けの講義を直接聞いてみたい!」でした。また、私自身、研究者としては駆け出しのため、「自分がPIとしてプロジェクトを立ち上げ運営していくうえで、自分のキャリアの棚卸しとキャリアマップを再構築しておきたい」という個人的な思いもありました。
セミナーでは、研究方法論、プレゼンテーション、キャリア開発のコースを、それぞれ受講させて頂きました。研究とキャリアと両方の観点で、一歩引いて俯瞰的に自分の研究活動を見つめ直すことができ、今後、研究プロジェクトをブラッシュアップしていくうえでも、大変貴重な機会になりました。また、一緒に参加された皆さんの活発な質問や意見交換、参加者とMargaret先生のやりとりも、大変刺激になりました。
ふだんから海外へ出向いたり、国際プロジェクトに参加しているわけではないため、国内にいながらこのような機会を頂けたことは、大変貴重な経験となりました。日本の研究を海外の方々とシェアしていく(論文を書く、学会発表する)うえでも、大変参考になりました。ありがとうございました。

