2022年10月3日、「Facilitating student engagement and learning using art enhanced debriefing in simulation」というタイトルで、 ワイカト工科大学のPatrea Andersen教授による講演が行われました。 Patrea先生は、オーストラリア・ニュージーランドの看護教育で、シミュレーション教育の導入を推進されてきた第一人者です。 講演では、シミュレーション教育を行った後のディブリーフィング・セッションにおいて、学生が自らの体験・心情を表現するイラストを1枚選び、どうしてそのイラストを選んだのか、どのように感じたのかを意識化し、発表することで、シミュレーション教育の学びが深まったという研究の結果をご紹介して下さりました。 シミュレーション教育は、ただ単に実施するだけではなく、その後の知識や経験の定着にはディブリーフィングが重要であることを強調されました。 国内外より73名の方々にご参加いただきました。