2023年3月10日、11日に、第26回東アジア看護学研究者フォーラム（第26回EAFONS）が、日本看護系大学協議会（JANPU）、東京大学グローバルナーシングリサーチセンター（GNRC）の共催で開催されました。 本フォーラムは、"Doctoral Nursing Education's Response to the Unprecedented Time "というテーマを掲げ、18カ国から1,800人以上が登録し、1,000人以上が東京大学安田講堂にてご参加くださいました。 看護や医療に関する幅広いトピックのワークショップやシンポジウムが2日間にわたり開催されました。 米国コネチカット大学看護学部のCheryl Tatano Beck博士が、基調講演を行い、産後の気分障害と不安障害に関する自身の研究プログラムの事例を紹介し、研究軌道を構築するためのポイントを説明しました。 また、「人間らしい出産に関するアクションリサーチ 女性と医療従事者の双方に力を与える」と題したアクションリサーチセミナーも開催されました。 さらに、「学生ラウンドテーブル 学生コミュニケーションスペース」という学生向けイベントも開催されました。 このラウンドテーブルでは、大学院生の研究上の困難や懸念について話し合い、将来の国際共同研究のためのネットワーク構築を提供することを目的としました。 第26回EAFONSは、看護学者や専門家が一堂に会し、それぞれの研究、洞察、経験を共有する素晴らしい機会となりました。 COVID-19の影響で2年間オンライン会議が続きましたが、対面で実りあるフォーラムを提供できたことを誇りに思います。 国際的なコラボレーションを促進し、看護学分野の発展にご協力いただきましたすべての皆様に感謝いたします。