2023年3月13日～15日、"Innovative Approaches and Methodologies in Nursing Science"というテーマで、Spring International Programを開催しました。 本プログラムは、大学院生が看護科学における革新的なアプローチや方法論を学び、共有する機会を提供すること、 また、国際的な連携活動を促進し、今後の共同研究の基礎を築くことを目的としました。 プログラムは東京大学本郷キャンパスで開催され、11大学から合計32名の学生と3名の教員、そしてUTokyo Nursingの学生・教員が参加しました。
3日間のプログラムでは、様々なアクティビティが行われ、参加者は貴重な学習体験をしました。 例えば、バーチャルリアリティ（VR）シミュレーション体験セミナーでは、認知症の方への共感力を高めるためにバーチャルリアリティ技術を活用するデモンストレーションが行われました。 また、ビジュアライズドナーシングやロボティックスナーシングの革新的な分野、人工知能やARの看護への応用を紹介するハンズオンセミナーも開催されました。 さらに、参加者が自分のキャリアパスを描き、成長と発展を認識するためのインタラクティブセッションが開催されました。
医療機関やコミュニティ施設の日常業務の見学や専門家との交流の場として、フィールドトリップを実施しました。 例えば、防災に関する知識や技術を学ぶ池袋防災館や、日本の地域包括ケアシステムの独自性を示す多機能型介護施設を訪問しました。 また、池袋保健所、四谷保健所、音羽バースセンターなどの保健所も見学することができました。 さらに、東京ソテリア社会福祉法人や東京大学医学部附属病院も訪問しました。
様々な大学や国から集まった研究者同士のネットワーを構築し、看護学の革新的なアプローチや方法論に関する貴重な知識や見識を得るための絶好の機会となりました。 2023 Spring International Program にご参加いただきました皆様に心より感謝いたします。